新年を飾る2文字は? 資生堂書体の新たな可能性に挑む

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現代の感性で新しいスタイルを創る。 資生堂ならではの「超越」のカタチ

新年はじめの資生堂銀座ビルのウインドーディスプレーは、新たなクリエイションに向かう気持ちを銀座を歩く方に向けて発信。その思いを「超越」の2文字に託し、3Dテクノロジーで立体的に表現しました。

まずは、100年以上にわたり歴代のデザイナーによって磨かれてきた、従来の資生堂書体を見直すことからはじめました。3Dソフトでデザインの再構築をおこない、3Dで削り出すことで、複雑な立体造形を実現。過去を敬いながらもそれを壊すことで新しいデザインを生み続けてきた資生堂ならではの精神を表現しています。文字を形づくる金属パーツは、職人の技術を融合させて金属加工をおこない、素材や色などのディティールからも未来感を感じていただけるような仕上がりにこだわりました。

正面から見ると文字だけが現れ、角度をつけて見ると、立体の側面が放つ光の輝きが立ち現れます。まだ世にない美を発見し、その喜びをすべての人々と共有するために。私たちはこれからも創造しつづけます。(村田一平)

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タイポグラフィーについて
表意文字である漢字、表音文字のアルファベット。この二つを組み合わせた文字のデザイン。漢字で意味を表しローマ字で発音させる。 140年以上前から資生堂がデザインとして使ってきた唐草は、当時の西洋のリッチさを伝えると同時に、薬学に通じたこの会社にふさわしく生命をも可視化してきたものです。資生堂書体と呼ばれる手書きのレタリングもそこの精神は同じです。 この文字のデザインは、その言葉の意味をこえて見る人に生命力を与えるためのものであると考えています。
(エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター 渋谷克彦)

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資生堂銀座ビル ウインドーディスプレー2015「超越」
資生堂銀座ビル ウインドーディスプレー2015「超越」
資生堂銀座ビル ウインドーディスプレー2015「超越」
2階の展示。雑誌「花椿」で描かれた文字で空間を演出。
Credits
Shiseido Creative Division
Creative Direction
信藤 洋二
Art Direction/Design
村田 一平
Typography
澁谷 克彦
Copy
永岩 亮平
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